「ようこそ定林寺へ! 諸堂をご案内します」

① 本堂外観

明治35年(1902年)に再建された歴史ある本堂です。県内でも有数の大伽藍です。

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② 本堂内部

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③ 開山堂 

当寺開山である瑚海理元禅師、永平寺開山の道元禅師、總持寺開山の瑩山禅師が奉られています。天井には瑚海理元禅師と縁のある龍女の絵が奉られ開山堂を護っています。

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④龍女の天井絵

ご開山 瑚海理元禅師が成仏させた龍女の絵。定林寺を護る竜神です。

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⑤寺号額

名工 高山専蔵・富重 作「寺号額の龍」
幕末から明治にかけて数多くの作品を残した稀代の名工で彫刻師の高山文五郎。その息子である専蔵と富重。ふたりは父の薫陶を受け、県内外にすぐれた作品を残しています。しかし鮮烈すぎるふたりの作品は、当寺の仲間から激しい嫉妬と反感を買い、不遇の時代を過ごしていました。しかし、この「寺号額の龍」が、定林寺の授戒会に戒師として来山された禅師様の目に留まり、ふたりは本山おかかえの彫刻師として出世活躍する事となりました。

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⑥ 古代蓮 

「高原湿地に蓮華生じず。卑湿汚泥、この花を生ず。泥多ければ、仏大なり。」
定林寺の蓮は3000年前の遺跡より発掘された種子を発芽させ現代に蘇らせた古代蓮です。汚れた泥の中で大きく成長し美しい花を咲かせることから、仏教では悟りの象徴として大切にされています。

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⑦ 位牌堂 

昭和35年(1960年)建設

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⑧ 山門

明治35年(1902年)に再建

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⑨ 鐘楼堂

大正4年(1915年)に再建

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⑩ 樹木葬庭苑 「Koharu」

令和7年(2025年)設営

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⑪ 永代供養合同墓

令和6年(2024年)建設

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⑫ 大広間

昭和63年(1988年)建設

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⑭ 勤王僧 琳瑞和上石碑

琳瑞は、定林寺檀徒 細谷與左エ門(守福)氏の子で、幼名房蔵。浄土宗伝通院内処静院2世。持戒堅固であり道俗の信仰を集めました。また髙橋泥舟・山岡鉄舟などの勤王志士と親交を結ぶなど愛国の念が強く、勤王派の志士の意見を大老井伊直弼に直接伝えるなど佐幕派と討幕派の間に立って折衝に努めるほどでしたが、慶応3年(1867年)暗殺される。
碑には山岡鉄舟により「琳瑞和上死而在何処当住知居処否」と刻まれている。

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寺院概要

寺院名 曹洞宗 龍口山 定林寺
住職 深瀬謙三
所在地 〒999-3511
山形県西村山郡河北町谷地辛172-1
TEL 0237-72-3013
開山 1380年
宗派 曹洞宗
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